事業のご案内
■ジャパンネイチャースクールは、自然体験活動を中心とした様々な集団遊びを通して、子どもたちの豊かな心とたくましく生きる力を育んでいくための活動に取り組んでいるNPO法人です。
自然体験を通じて、自然を愛し感謝する心を育てるとともに、新しいものを創り出していく創造性や仲間と関わり合う力を伸ばしていくことを目標として活動に取り組んでいます。
1997年(平成9年)4月から一般任意団体として活動を開始し、2011年(平成23年)年2月に京都府より特定非営利活動法人の認証を受けました。
「京都ネイチャースクール」として18年間活動を続けて、事業地域をさらに拡大させていくため2016年春から「ジャパンネイチャースクール」と名称変更いたしました。
2017年4月に大阪府内の現住所への事務所移転に伴って、所轄庁が大阪府に変更いたしました。
キャンプ、ハイキング、川遊び、海水浴、野外炊飯、スキー、雪遊び、味覚狩り、自然観察など、四季折々の自然体験活動を年間を通じて開催しています。
■ジャパンネイチャースクールの活動は、当団体が提唱する「自然体験活動教育」の理念のもとに、子ども対象の活動では以下の三点を目標の柱として取り組んでいます。
①『創造性教育』:自然に触れ、自然からの豊かな刺激を五感で感じることで、感性を豊かに育んでいきます。脳の前頭葉の働きを活性化させていくことで、創造力、想像力を育てていきます。
②『主体性教育』:自然の中で創意工夫しながら遊びや生活に取り組んでいき、自分自身で考えて判断していく体験を通じて、主体的に行動していく力を育てます。
③『対人関係教育』:グループワークと呼ばれる5~6人の少人数ごとで遊びや活動に取り組んでいくことを通じて、仲間と関わり合い、協力しあい、支え合う大切さや喜びを学びます。他者の存在や考え方を受け入れる「受容力」を高めて、人と関わり合う力を育てます。
これらのことをまとめて、『豊かな心と、たくましく生きる力を育てる』ことをテーマとしています。
■子ども向け自然体験事業のご案内
<Sun Adventures(サンアドベンチャーズ)通称Suns(サンズ)>
幼児から小学1年生~6年生を対象とした子ども向け自然体験活動です。
幼児部門の「ひまわりクラブ」、小学1年生~6年生対象の「エルマークラブ」に分かれて活動を実施しています。
幼児およびネイチャースクール参加経験が2~3年以内の子どもたち向けに、これから自然体験を親しんでいただくための身近で入門的なプログラムを開催しています。
2019年度では、野外料理、基地作り活動、びわ湖で湖水浴、川遊びキャンプ、フィールドアスレチック、農村体験、もちつき体験、雪遊びキャンプなどを開催いたします。
活動は5~6名ずつの小グループ単位で行い、それぞれのグループに研修を受けた大学生のキャンプカウンセラー1~2名ずつ担当して、プログラムの指導や援助にあたっています。
■ひまわりクラブ
ひまわりクラブは、年少~年長の幼稚園・保育園に通う子どもたちが、自然に親しむ遊びに取り組みながら集団遊びに慣れてきています。
歌や川遊びが大好きな元気な子どもたちでいっぱいで、お泊まりの活動ではみんなでハインキングや食事作りにもチャレンジします。年少の子どもたちには一人ずつ担当カウンセラーがつき、年少から年長までは2~3人に対して1人のキャンプカウンセラーが活動を共にしています。
■エルマークラブ
エルマークラブは、元気いっぱいの小学校1年生~6年生の子どもたちが、山登りや川遊びなど自然の中で元気に体を動かす遊びに取り組んでいます。
野外自炊やハイキングにチャレンジすることもあり、みんなで励まし合いながら、新しいことにチャレンジしています。
<トムソーヤクラブ 通称Toms(トムズ)>
トムソーヤクラブは、小学校3年生~6年生の子どもたちと中学生以上が集まって、無人島でのキャンプや2日間かけての淡路島一周サイクリングなど、ダイナミックな活動に挑戦しています。
ネイチャースクールの活動に参加経験が3年以上の方向けに、より冒険性が高いダイナミックでレベルアップしたプログラム内容を開催しています。エルマークラブで体験した自然活動の楽しさや仲間と協力する力を生かして、さらに子どもたちの力を引き出せるようなプログラムを計画しています。
2019年度では、六甲山岩登りハイキング、カヌー体験、比良山シャワークライミング、無人島キャンプ、立山登山、トラックチューブで川下り、熱気球搭乗体験、淡路島一周サイクリング、かまくらキャンプなどを開催いたします。
<自閉症、ダウン症、知的障がいの子ども向けの自然体験活動〉
自閉症、ダウン症、知的障がいの子どもたちのための自然体験活動として、年齢別に小学生対象の『どんぐりクラブ』と、中学生以上対象の『にじいろクラブ』に分かれて活動を開催しています。
それぞれのクラブごとに、自然の中での遊びが大好きな個性豊かな子どもたちが集まっています。一年間を通して、キャンプやハイキング、アスレチックや水遊び、カヌーやスキー体験などの自然体験を楽しんでいます。
活動実施の際は、子どもたち一人一人のニーズに応えられるように基本的に子ども一人に対してスタッフ一人が担当するマンツーマン体制で実施しています。
活動の指導や援助にあたる大学生のキャンプカウンセラーは、キャンプ指導の技術や理論、レクリエーションゲームやケガの際の応急手当、カウンセリングなどの専門的なトレーニングを全員が受けており、毎回の活動のたびに子どもたちと寝食をともにし活動の運営にあたっています。
■団体役員のご紹介
理事長 中島 正剛
副理事 辻本 拓登(大阪府小学校教員)
理事 塩田 伸次(会社経営者)
竹本有紀子(京都市立保育園保育士)
居合 有里(京都府小学校教員)
宗岡 由佳(民間保育園保育士)
監事 浪尾 歩実(京都府特別支援学校教員)
■理事長略歴
理事長 中島 正剛(なかじま せいごう)
昭和43年生まれ。京都府立西乙訓高校卒。龍谷大学卒。
高校生の頃より地域の青少年活動リーダーとして、キャンプやレクリエーションなど多くのボランティア活動に参加する。
大学生時代は、野外活動総合センター友愛の丘のキャンプカウンセラー活動に従事し、野外活動の基礎やグループワークについて学ぶ。また学童保育のアルバイト指導員を2年間務め、大学を卒業する年に民営の高学年学童保育「わんぱくクラブ」の指導員を務める。
同じく大学卒業の年に京都府青少年活動指導者海外派遣研修のメンバーに選考され、イギリスで青少年教育や野外活動について学ぶ。
大学卒業後は民間企業に就職したのち2年半後に退職し、わんぱくクラブの専従職員となる。
29歳の時に、自らが経営する学習塾の子どもたち向けに自然体験教室を始める。これがネイチャースクールの始まりとなる。
2年後に「京都ネイチャースクール」として組織的に活動を始め、代表兼ディレクターとなる。
33歳でわんぱくクラブを退職し、京都ネイチャースクールのみを本業とする。2011年2月にNPO法人して認証を受け、理事長に就任する。
文部科学省認定キャンプディレクター2級
MFAジャパン認定メディックファーストエイドインストラクター
日本自閉症スペクトム学会認定自閉症スペクトラム支援士
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
しつもん財団認定「魔法の質問キッズインストラクター」
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